臆病者と心気症

臆病者ブロガーKと心気症の毎日。

震災と汚染と、今

こんにちは。
梅雨らしい天気になってきていますね。
雨の日は涼しいので好きです。というより、夏が苦手なのです;;;;



東日本大震災から6年たちました。
先日依頼された事があって宮城県へ出向きましたが、まだまだ復興中のところ…復興したところ…色々なのですね。

人生で初めて東北に足を踏み入れた経験でした。


巷では今も、福島県産の食品を食べるのか、食べないのかが話題になります。
芸能人のガン告白があれば、「あの人は食べて応援をやっていたから」などと言われることも、あるようです。


私は…

私は正直に申し上げますと、東北産の野菜や魚、今も避けています。水もあれ以来輸入された海外の水を飲んでいます。

以前3ヶ月間通うことになったとある場所。
食堂に、人に目立たない場所にひっそりと「食べて応援」のポスターが貼ってあった時は凍りつきました


それに気がついてからなるべく自分で食品の産地を把握して買って調理しているお弁当などを持参していましたが、やむを得ない場合は何度かそこで食事をとりました。



怖いのです。



風評被害もあるのかもしれません。

でも、国が設けた安全基準は、通常何も無い時の100倍くらいまで安全基準としてしまっている、という話も聞きます。




怖いのは福島ではなく、何を信じていいのか分からない情報社会です。




そうなってしまうともう、避ける以外に方法がないのです。

特に私のように「癌ノイローゼ」と言われるような状態になってしまうと、分からないもの、少しでも危ないかもしれないと思ってしまったものに手をつけるのが怖くて怖くて仕方ありません

ネットがデタラメを書いているのか、それとも原発事故を少しでも小規模に見せて、できれば揉み消したいと国が思っているのか…。何も信じられない状態なのです。



ただ、私は知っています。


先日宮城県に出向いた時、新幹線から見た景色、優しい人たち。


東北はいいところでした。


あんな事故が無ければ、私は東北にすっかりのめり込んでプライベートの旅行でも足しげく通ったと思いますし、東北産の食べ物を好んで食べていたかも知れません。

だからこそ改めて、東日本大震災という大きな震災、そして原発事故の残した爪痕を感じます。



あの日あの出来事がたくさんの人を傷つけたのだと思うのです。




ただ、今を生きる私たちが出来ることがあるとすれば、


東北の食べ物を食べる、食べない、そこに住む、住まないなど、震災後の考えは人それぞれ。決して自分と違う考えを否定しないこと。

そしてあの素敵な土地に住む人たちは皆さん素敵です。


人や土地が悪いのではなく、欠落しているのは、大きすぎる社会の中に埋もれてしまった正しい知識です。


いつか本当に、東北産の食べ物は絶対に安全だ、と証明されれば、今の私のような人は減っていくと思います。





今はただ、あの震災を乗り越えて今を生きる以上、私の心構えとしては、無知故にどうしたら良いのかわからないとき、避けられるものは避ける。ただ、外食などやむを得ない時は神経質に気にしすぎない。

そして、毎日笑って生きる、それだけです。


皆さんもそれぞれ、あの震災に対して、そしてそれ以外の辛い出来事に対して、どう向き合っていくかの心持ちがあると思います。
私も明るく、でも、自分の中で風化させないよう、生きていきたいです。







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